浄土真宗の真実信心

浄土真宗の真実信心を求めて
〜そして巡り会った親鸞会〜

このページでは、当サイトに寄せられた体験談を掲載しています。

ここでは、親鸞会会員の方から頂いた体験記を紹介しています。

 

心の奥底に、生命の大歓喜が常に

 結婚2年目を迎えていた私たち夫婦は、遠くに住む私の両親の強い勧めで、その隣家を購入し、多額の借金を背負いました。当時、夫は大学院を卒業したばかりでした。
「一日も早く、借金を返したい」
と思った夫は、大学病院での勤務に加え、別の病院でアルバイトもしました。そのため、長男の誕生を喜んだのもつかの間、無理が重なって、入院を余儀なくされたのです。

 住んでいるアパートの家賃と実家の隣の家のローンで、給料の半分はなくなり、ボーナスは全額返済に充てる。そんな生活で、夫にある感情が芽生えました。

「おれは、おまえの親にだまされたのではなかろうか」

 この思いは、次第に大きくなっていきました。

 その後、実家の近くへ移り住んだものの、親との溝は深まるばかり。両親を憎むようにさえなった夫から、ある日、
「隣と行き来しないでくれ」
と言われ、親と会えなくなったのです。2年ぶりに会った父は、重篤の床にありました。

 親のことで夫婦げんかは絶えず、当時の私は、苦しくなると家の裏口でたばこを吸い、苦しみを吐き出すかのように煙を吐いていました。

 また、成田山分院に10年通い、必死で護摩祈祷をしたり、
「狐や狸の霊がついている」
と言われると、"おはらい"もしましたが、少しも楽になれません。

 親との距離を置くために、長男の高校近くのマンションに引っ越しました。ところが、今度はその息子が不登校になってしまったのです。

「なぜ、私ばかりがこんな目に……。分からない。親が悪い、夫が憎い、息子が……」
 恨み、迷い、苦しむ、仏教で教えられる惑業苦(わくごうく)そのものでした。

「ここから飛び降りたら、楽になれるのかなあ」
 かつて私は、高層マンションの自宅ベランダから下をのぞいては、ぼんやり、毎日そんなことを考えておりました。心は死に切っており、暗くうつろな目をしていました。

 そんな5年前、夫が息子へ何気なく求めた『なぜ生きる』が、息子の手を経て私に届いたのです。真っ暗闇の中、高い空から一筋の光とともに、ひらひらと、ひらひらと舞い降りてきてくだされたかのようでした。

 何度も何度も読みました。泣きながら、夢中で読みました。乾いた砂に、水がしみ込むように、一つ一つのまことの言の葉が私の心にしみ入って参りました。

 親鸞聖人から人生の目的を知らされ、二度と死にたいとは思いませんでした。

 そして、罪悪深重、煩悩熾盛、極悪最下の私が、阿弥陀如来の本願、親鸞聖人、蓮如上人、高森顕徹先生のご教化によって、弥陀の光明に摂取され、無碍の大道へ出させていただけたのです。心の奥底には、生命の大歓喜が常にあります。苦海の人生を、大満足で生かされていただいております。

 私の大変わりに、夫も仏縁を結び、家庭も明るくなりました。

「恩徳讚」を大声で歌うたび、弥陀と善知識方のご恩に報いる決意をしております。

かつての私のように、日本の、そして世界中の悩める人々に、
「人生には目的があります。生きている現在、この世も未来も崩れぬ、本当の幸せになれるのですよ」
と、親鸞聖人の尊いみ教えをお伝えしてまいります。

 


親鸞会 会員の声

「一向専念よ!」と母は遺言した
寺で「後生の一大事」を聞いたことがない


もくじ

はじめに
墓石に刻まれた言葉
父の求道と「宝の玉」
「信」の話を求めて訪ね歩き
姉の信仰と死(1)
姉の信仰と死(2)
そして父にも病魔が襲う
寺の法話に参詣するものの
高森顕徹先生との出会い
親鸞聖人のお言葉